ヘルス&フィットネス

寝る前は何を飲むべき?

2023年5月23日   By Clarisa Mcdonald | Ecosa Dream Writers
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カフェイン入りの飲み物は寝る前に避けるべきというのは、多くの人がすでに知っていると思います。アルコール飲料や甘い飲み物も同様で、眠りを妨げたり、睡眠の質を低下させたりします。

一方、あまり知られていないのが、メラトニンの生成を助け、より早く眠りに落ちるのを助けたり、より睡眠の質を良くする、またはその両方をサポートする飲み物があることです。温かい牛乳やカモミールティーなどはそのようなイメージがある人もいるでしょう。しかし、他にも寝る前に飲むのに最高の飲み物があることをご存知ですか?

今回は、寝る前に飲むと良い飲み物と悪い飲み物を紹介し、より良い睡眠を得るために、寝る前のルーティンに飲み物をどう組み込むかを考えてみましょう。

寝る前に飲むと良い飲み物

タルトチェリージュース

タルトチェリーは、西南アジアやヨーロッパ原産の果物で、健康に良い効果がたくさんあることが知られています。多くの人が慣れ親しんでいる甘いチェリーとは異なり、タルトチェリーはドライフルーツ、サプリメントや果汁飲料として摂取されることが多いチェリーです。

タルトチェリーが睡眠前に摂取される理由のひとつに、眠気を誘うホルモンであるメラトニンが豊富に含まれていることが挙げられます。メラトニンの他にも、タルトチェリーにはトリプトファンも豊富に含まれており、これには体内でのメラトニンの分泌に役立ちます。

タルトチェリーに含まれる天然由来の成分とその効果は、バレリアンルートとよく比較されますが、これもまた睡眠不足や不眠症の治療によく使われる天然由来の選択肢です。

カモミールティー

多くの人に愛されるハーブティーを夜の締めくくりに。 カモミールティーは、乾燥したカモミールの花をお湯で煎じたものです。ホットで飲むと、そのまろやかな花の味と香りがそれだけで心を和ませ、リラックスさせてくれるので睡眠導入に最適です。

しかし、香りや味だけでなく、アピゲニンという抗酸化物質が含まれており、不安を軽減し、不眠症などの睡眠障害に役立ちます。

アーモンドミルク

アーモンドミルクは、乳糖不耐症でも飲めるミルクとして挙げられることが多いですが、実はそれだけではありません。アーモンドには、マグネシウムやトリプトファン、さらにはメラトニンといった睡眠を誘発するホルモンやミネラルが豊富に含まれています。

アーモンドミルクに含まれるトリプトファンは、セロトニン濃度を自然に高め、気分を安定させ、より良い睡眠パターンを促進し、質の良い睡眠を得るのに役立ちます。また、アーモンドミルクは乳製品に比べてカルシウムが豊富なため、安眠効果を高めることができます。

カフェインレス緑茶

緑茶はカフェインレスのものを選ばないと、睡眠に支障をきたし、一晩中目を覚ましたままになってしまう可能性があることを忘れないでください。

緑茶を定期的に飲むことは健康にメリットがあり、体の免疫システムにとって良い抗酸化物質の供給源となり、さらに減量にも役立つとされています。

また、緑茶にはテアニンというアミノ酸が含まれており、長い一日の後のストレスを軽減し、健康的な睡眠パターンを促進するのに役立ちます。夜に緑茶を飲むと、適切な概日リズムを刻む上で重要な、血圧を下げる効果も期待できます。

バナナスムージー

暑い夏の夜などには、誰もが温かい飲み物を飲みたい気分になるわけではないですよね。 そんな時にはリフレッシュしながら眠りを誘う飲み物もあります。 バナナスムージーを一杯飲むと、健康的な睡眠パターンを促すことができるのです。 バナナはカリウムを多く含むことはよく知られていますが、マグネシウムも豊富で、どちらも筋肉の弛緩を促すため、特に体たくさん動かした後の安眠に最適です。

寝る前に避けた方がいい飲み物は?

カフェインが入った飲み物

コーヒー、エナジードリンク、紅茶、チョコレートやチョコレート風味の食べ物、炭酸飲料などのカフェインは、寝る前の摂取を避けてください。
カフェインが睡眠サイクルに悪影響を及ぼすものであることはよく知られていることです。
カフェイン入りの飲み物を夜間に飲むと、何時間も眠れずにり、翌朝、睡眠不足で疲れてしまいます。

コーヒーの香りや美味しさを我慢するのは難しい…という人はカフェインレスのものを選び、飲んだ後はお水をたくさん飲みましょう。

アルコール

寝酒にビールを数本飲めば、質の良い睡眠が得られると思う人もいるでしょう。早く眠りにつくことはできますが、体がアルコールの影響下にあると、質の良い睡眠は得られません。

アルコールを摂取すると、概日リズムのレムフェーズを乱し、睡眠サイクルに悪影響を及ぼすことがよくあります。アルコール飲料を飲むときは、体がアルコールを代謝するのに十分な時間を与えるために、夜の早い時間に飲むのがベストです。カフェイン飲料と同じように、飲んだ後は水をたくさん飲んでください。

炭酸飲料

就寝間際に炭酸飲料を飲むことも、胃酸過多を起こしやすい人には人には禁物です。ベッドに横になると胃酸が上がって胸焼けや酸欠になることがありますが、就寝前に炭酸飲料を摂取した場合、それがより顕著に現れることがあります。

飲み物次第で早く眠れるようになりますか?

この記事では、睡眠を促進する飲み物をいくつか紹介しましたが、どれも確実に眠れる方法ということではありません。一瞬で何かが起こるわけではなく、人によってはプラシーボのように作用するだけかもしれません。

睡眠の質を高めるには、まず睡眠衛生に配慮することが大切です。
睡眠衛生への心がけの一つとして睡眠を促進する飲み物を摂取することはいいことかもしれません。

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